Mother's Day2023 エッセイ④
- しのちゃん
- 2023年5月17日
- 読了時間: 3分

自分の物語を生きるために
執筆者:しのちゃん
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目からウロコが落ちた瞬間
Your life is your story.
あなたの人生は、あなたの物語
この言葉は、京都発チャリティーブランドJAMMINのチャリティーアイテムのなかで見つけたものである。この言葉には「自分自身の人生とその物語を紡いでいくために、自分の周りの人たちの人生とその物語も尊重していこうよ、という思い」が込められているという文章が添えられていた。
これを目にしたとき、今までの私は、子育て・仕事に忙殺され、「自分自身の人生」より他を優先しすぎていた?もしかしたら自分の人生を生きていないのでは?とハッとした。
過去の私を棚卸しして見えてきたパターン
常に空気を読む、意見があっても飲み込む。これが私の行動パターンであった。理由は争うことが嫌で、自分が我慢をする方が楽だと思っていたからである。
しかし、心の奥底に感情をため込んだ分、心身ともに消耗するスピードも早くなる。そこで私は、整骨院などを駆け込み寺にしていた。施術中はとても気持ちがよくリラックスできる。
しかし、日常生活では自分の健康なんて気になんてしていないから、またすぐに疲れてしまう。そして駆け込み寺へ行く。その繰り返しだった。
忙しく、自分の体に気を遣う余裕なんてないから、他人になんとかしてもらえばいいと思っていた。負の感情をため込みすぎた私は、メンタルの不調を抱える生活を送るようになった。
そのころのドン底っぷりは、こちらの取材を受けて記事にしていただいた。

自分の物語を生きるために
これからの人生は、感情をため込まず、自分自身を大切に生きていきたい。そのように生きるにはどうしたらよいのか?私はマインドフルネス・NVC(非暴力コミュニケーション)について学び、たくさんのヒントをみつけることができた。
その学びを通して、まずは次の二つを日常生活で実践するようにしている。
自分をジャッジしない
自分の一番の味方は自分。「よくがんばっている。そういうこともあるよね。」と自分に優しくする。
必要ないものは受け取らない
人は色々なアドバイスをしてくる。そのアドバイスを受け取るかどうかは自分で決めていい。必要でなければ受け取らなくていい。
これらを実践しながら、自分を大切にして生きていく道を探ってみた。そのおかげで、自分が仲よくしたい人は自分で決め、苦手な人と距離を置くこともできるようになってきた。
「今はできません。助けてください。」と、必要な時にはヘルプを求めるようになり、一人で抱え込むことも減ってきた。
それでも過去の自分に戻りそうになることもあるだろう。そんなときは、My life is my story「私の人生は、私の物語」とつぶやき、楽しい未来を創造し続けていく事だけに集中しよう。
自分という味方と共に、私の物語をつむぎながら、歩んでいきたい。
Mother’s Dayキャンペーン2023ご寄付のお願いエッセイを最後までお読みいただきありがとうございました。このエッセイは、Mother's Dayキャンペーン2023のために、しのちゃんが執筆しました。NPO法人シングルマザーズシスターフッドは、ひとり親の心と身体の健康を支援する団体です。毎年5月に、セルフケアの大切さを呼びかけ、応援の寄付を募集するキャンペーンを実施しています。応援していただければ幸いです。
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